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Vol.10 夏バテ part②

夏負け、夏やせともいいます。
暑さとジトジトした湿気で、虚弱な人や体力のない人は食欲不振になり、疲れやすさ、だるさ、不眠、体重減少などが起こってきます。熱帯夜などの寝苦しい夜が続くのも、睡眠不足になって夏ばてを助長します。

一方、梅雨から初夏にかけては、高湿度が疲れを増大させ、夏ばてを起こします。また食べものは腐りやすく食中毒も多発します。

しかし、健康であれば充分に対応できます。それには、まず、体力をつけることが大切です。気をつけなければならないことは、寝冷え、冷たい飲みものの飲みすぎ、偏った食事、睡眠不足などをしないようにすることです。特に胃の弱い人はおなかを冷やして消化不良になるといよいよ体力の消耗が激しく、夏ばてしやすくなります。

健康に自信のある人も、体力を過信しすぎて不規則な生活を続けたり、偏った食事やお酒を飲みすぎると肝機能を弱めて夏ばてが起きます。冷房のかけすぎも体力を消耗しますから女性はとくにご注意を。

 

 

~ 夏ばてを防ぐ食べもの ~

 

枝豆 ~エネルギー代謝を促すB1の宝庫~

胃腸が弱い為に、夏ばてを起こした人に共通しているのが、ビタミンB1とB2の不足だといいます。
ビタミンB1は糖質から、B2は脂肪からエネルギーをつくるときに欠かせないビタミンです。これらのビタミン類が不足すると、エネルギー源となる材料はあっても、エネルギーがつくられず、結果的に活力がわかないという状態が起こります。
ことに、暑さのために食欲がなくなると、冷たくてさっぱりした冷麦やそうめんばかりを食べがちになります。
これらの食べものばかり食べていると胃腸の温度を下げて、消化吸収を悪くするほか、糖質食品ばかりの為、ビタミンB1の消費量が多くなり、不足します。
ビタミンB1の多い食品としては、豚肉、レバー、玄米、大豆、落花生などがありますが、ビールのつまみやおやつに、家中みんなで手軽に食べられて、夏が旬で栄養価も高い枝豆が一番です。
枝豆は、大豆の未成熟な種子で、大豆には少ないビタミンAやビタミンC、ミネラルも含んでいます。

ニガウリ ~中国の暑気払いの食べもの~

沖縄の特産物にニガウリがありますが、中国では、ニガウリを「消夏の佳菜」といって、暑い夏によく食べ、夏ばてを防止しているといいます。特に暑い広州では、夏になるとニガウリを好んで食べるそうです。『漢方薬の料理』という本を著した陳東達さんは次のように紹介しています。
「栄養的には大部分が水分で栄養素としては乏しいのですが、中国人は夏にたくさん実るウリ類を天の摂理と信じて暑さに負けない為、よく食べます。ウリ類には清熱、養胃の作用があり、暑湿を消す食べものと古典医学書にも紹介されています。なかでもニガウリは、苦瓜(くか)といわれ、苦いけれども、夏ばて防止に最高のものです。沖縄では、薄切りにしたニガウリを酢じょうゆで食べたり、豆腐と炒め合わせたゴーヤーチャンプルーにして食べます。

 

熱中症に注意

 

夏ばてと間違いやすい病気に、熱中症があります。
風通しの悪いむしむしするような体育館でスポーツ観戦していたり、炎天下で長時間作業をしているときなどに起こりやすいものです。
症状は、初め眠気がし、しばらくすると興奮状態になり、頭痛、吐き気、嘔吐が始まり、顔が青くなり、やがて意識不明になって倒れてしまいます。
症状は急に始まることが多く、短時間で昏睡に陥ることも珍しくありません。これは高温多湿で異常に発汗が進み、体温調節が狂って体温の放散がうまくいかず、熱性けいれんや熱虚脱などを起こしたものです。
症状が進むと、急に発汗が止まりますが、これは発汗中枢がまひしたもので、生命に危険が及びます。
こんなときは、涼しい風通しのよいところへ移し、安静にし、水分と塩分の補給をしながら、体温を下げるようにします。

 

参照:主婦と生活社 クスリになる食べもの百科

 

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